梅干しの塩分は注意だけど、クエン酸の疲労回復効果は捨てがたい

 

「梅は三毒(水の毒・血の毒・食べ物の毒)を断ち、その日の難をのがれる」といわれてきました。

 

朝、梅干しを食べておくと、その日一日は災厄から身を守り、病気になることもない、という意味です。
「梅干しを日ごと食べれば福を呼ぶ」ともいわれ、その効用はひろく知られています。

 

梅干しの効能として飛びぬけているのは、防腐・殺菌作用と整腸作用、疲労回復作用です。

 

ブドウ球菌や病原性大腸菌(O-157)など、食中毒の原因となる菌の発生を抑えてくれます。
お弁当に梅干しをひとつ入れるだけで、食中毒の予防になりますね。

 

食あたり、神経性の下痢にも梅干しは力を発揮します。
梅干しには、クエン酸をはじめとして、数種類の有機酸が含まれています。

 

梅に含まれるクエン酸は、代謝をスムーズにして老廃物を体外に排泄する働きや、カルシウムの体内吸収率を高める働きがあります。

 

疲労の原因となる、乳酸の生成も抑制します。
肩こりや筋肉痛、肝臓病などの予防や改善に有効とされています。

 

そのうえに、光免疫抑制作用もあり、紫外線にあたると傷つきやすくなる、毛細血管を守る働きをしてくれます。

 

疲れをやわらげ、肝機能をよくして、血液をきれいにしてくれる梅干しは、天然の健康食品です。

 

とはいえ、梅干しは塩で漬けるため、特に高血圧の方は、梅干しの塩分が心配になるかもしれません。

 

梅干しをよく食べる食習慣のある、和歌山県のみなべ町を調査したところ、他県に比べて血圧が高いという傾向は、見られなかったそうです。

 

毎日10個も食べるのなら心配ですが、そのまま食べるとしてもせいぜい1個か2個ではないでしょうか。

 

近年は、塩分控えめの梅干しや、はちみつ漬けの梅干しなどデザート感覚でいただけるものも増えてます。

 

料理の調味料として使ったり、3時のおやつなどで、梅干しのパワーをいただきたいですね。

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